症例ブログ

年末年始お忙しかったという女性が来られました。主訴は腰ですが全体的に疲れています。急に寒くなったことで灯油を運ぶ回数が増えたり、台所に立つ時間が長かったりで腰に疲れが出ています。また正月には総勢１５人の親族を招かれてお世話されたそうで気疲れもあるでしょう。全身を整えていくと「ふくらはぎやすねも気になっていなかったのにそうされるととても気持ちいい」「肩も凝っていないと思っていたけどやっぱり凝っていたのね」と意識が主訴の腰だけにいっていて他の疲れている部位が鈍感になっています。整体後は「あー腰がラクになってる」と軽快に帰って行かれました。疲れは溜めないようにしたいですね。

今週に入って急性の腰痛で来られる方が増えてきています。いわゆるぎっくり腰ですね。実は急性腰痛には胃や腸の疲れも関係している場合や過度のストレスが原因の場合もあります。年末年始は忘年会や新年会、里帰りで暴飲暴食、生活リズムの乱れ、睡眠不足など心身に負担がかかる時期です。また、夏の疲れが出てくることやこのところの急激な気温低下による自律神経の疲れも要因になります。まず今日の疲れをできるだけ翌日に持ち越さないというのが大切で、夜はゆっくり湯船に浸かる、睡眠をしっかりとる、飲み会での内臓の疲れは翌日からしばらくはお粥や雑炊など食事で胃腸を労わるなどで調整します。冷えも体には悪いですから衣類での寒さ対策、寝具などしっかり防寒して体を冷えから守ります。トレス発散も大切で休日には普段から顔晴っている自分に適度にご褒美をあげてください。映画を観たり体を動かしたり自分が好きなことをする時間がご褒美です。とにかくこの時期は体調を崩しがちなのでしっかり対策して乗り切りましょう。

もうすぐ８０歳になる女性が来られました。首から背中にかけての不快なコリと丸まり始めた背中のケアです。歪み検査では骨盤や肩甲骨の左右の高さ、背骨も少し湾曲していました。両肩が前に巻き込み猫背ぎみで、顔のバランスも悪い。お聞きすると食事の時左ばかりで噛む片噛みのクセがずっとあるとのこと。様々な歪みがみられたので一緒に確認しながらチェックしていきました。施術では背骨の動きが悪く固まった感じで肩甲骨もあまり動きません。特に利き手である右の肩甲骨は上に上がり外側にいってしまっています。「肩甲骨が固まって全然動いてないですよ」と言うと「肩甲骨って動くのですか？」と肩甲骨は動かないものだと思ってありました。背骨が柔らかく動くようになると肋骨の状態も良くなり肩甲骨周辺の筋肉も緩めていきました。かなり固まって長いので運動をお教えしていると「あっ！肩甲骨が動いている！動いているのがわかります！！」とご自身で動きがわかって感動されていました。あまりに嬉しかったのかお教えした運動をやり過ぎて２日後来られた時に疲れが出ていました。やり過ぎに注意してもらうことをアドバイスし終了。胸を張って良い姿勢がやりやすくなったようで定着すれば姿勢すっきり美人になりますね。毎月定期的にケアに来られます。

７０代の女性が右半身の不調のケアに来られました。５〜６年前から強張りや痛みを感じるようになりマッサージなどを時々受けて来られたようですがここ２年ほどは右腰から足先にかけてシビレもあるようです。「だましだましやってきた」と仰るのですが、日頃から日本舞踊や三味線など習い事を趣味にされているとても明るい方です。ただシビレが少しずつ強くなっているし、痛みも増しているようで将来への不安が強くなっています。これでは人生を楽しめませんね。。。よくマッサージ等は受けておられたようですが体の歪みは酷く特に骨盤の歪みは相当なものでした。気になる部分を集中的にするよりも歪みを少なくして全身のバランスを良くすることを初回に重点的に施すことをご本人に説明して進めました。週末をはさんで３日後の２回目の来所時には２年ほどあったシビレがなくなって痛みも８割減になっていました。大変喜ばれ、明るい方がさらに明るく元気になられました。とても嬉しい結果でした。

先日紹介した歩き過ぎて足やヒザが痛くなった８０歳の女性が用事で当センターの前を通ることがあり寄ってくれました。「あれから足が随分良いです。全然違う。軽い。とても歩くのがラク。良かったぁ」との言葉をいただきました。８０歳ともなればそれが慢性症状になってしまえば大変。わざわざそれを伝えるためだけに寄っていただいて光栄です。一日気持ちよく過ごせます。感謝！！

８０歳の女性が久しぶりに来られました。この３連休で娘さん家族と出掛けられ、かなり歩かれたそうです。その時は感じなかったようですが１日２日と経つうちに足がいつもとは違う感覚が出てきてヒザまで痛くなったと来られたのでした。太もも外側の筋がガチガチに硬くなり背中もかなり張っていました。本人に太ももを触ってもらい確認してもらうと「本当だ。硬い」と仰いました。軽い力でもピンポイントで押すと「あたたたた、痛いですね」と苦笑い。施術は全身を調整したうえで硬くなっている患部を丁寧にアプローチしました。足や体全体も軽く動けるようになり安心して帰られました。お風呂にゆっくり浸かることなどのアドバイスもしっかりお聞きになっていました。もう大丈夫。

もう３年以上定期的に体のケアに来られている７０代半ばの女性がおられます。まだ現役でサービス業を営んであります。よく体調が悪くなり度々病院にお世話になっていたそうですが、ここ１〜２年は病院はインフルエンザ等の予防接種
の時だけと仰います。元々病院が苦手で苦痛だったようですが行かなくて済むようになってストレスもなくなっています。「先生のおかげ」と言われます。整体を受けるようになったこと以外生活を何も変えていないとのことで整体を受けているから代謝が良くなったり、免疫力が上がって病気しなくなったと考えてあります。毎回元氣に来られるので和多志も元氣をもらっています。

果物の収穫などの作業で首から肩そして背中までが疲れ切り、前日から頭痛も起きているという女性が来られました。とても大変な重労働ですね。両手を挙げ続ける体勢はとてもつらい姿勢です。あとは朝晩と日中の気温差、人間関係のストレスなどによる自律神経の疲弊も頭痛の要因のようです。今のような季節の変わり目は体調管理がとても重要になります。自分でできることは規則正しい生活、生活習慣を整えることです。ゆっくり湯船に浸かり体を芯から温めその日の疲れが取れやすくする、７時間半ほどのしっかりの睡眠、野菜・肉・魚・豆類・海藻類などなどバランス良い食事、特に野菜はその季節の旬のものをいただきたいですね。そして休日には好きなことをしてストレス発散。整体も有効ですが基本は生活習慣を整えることです。この女性も整体後は「だいぶ良いです！来て良かった」と笑顔で帰られました。ぐんぐん快方に向かわせるには帰ってからの生活が大切ですよ。